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私にとっての政治とは
2008-11-24-Mon  CATEGORY: 政治
 私はこのブログで2007年2月から主に日本の政治と安全保障、戦争について多くのテーマを取り上げ考えてきた。
なぜ、ここまで書き続けることなったのか、自分の生活の糧になるわけでもなく、知ったことを誰かと語り合えるわけでもなく、多くの私的な時間と財を投入し続けてきたのかを考えたいと思う

1 戦争についての記憶

 私は理系の人間で、周りにも政治にかかわるような人たちはいない環境で育った。子供のころで記憶にあるのは佐藤内閣時代の沖縄返還でなにやらめでたい話だったなということくらいだった。
 父は昭和9年の生まれで終戦時には11歳、戦前の教育を受けた世代だ。戦争について私に語ることはなく、祖父は戦争前になくなったので家族が戦争に直接関与もしていない。戦争というとアメリカが製作した太平洋戦争についてのカラーの記録番組を見ていた記憶だけが残っている。父はアメリカの豊かな生活スタイルにあこがれつつも、どこかで次に戦うときは勝ってみせるとどこかで思っているようで、いわゆる戦争の悲惨さを語り反戦を語るという人ではなかった

2 社会と政治への関心

 政治に関しては中学のときに、まわりに熱心にアメリカやソ連について語る友人のまねを少ししたことと、高校時代に栗本慎一郎氏の本に感化され程度だった。
 政治に関する興味を持ったのは細川氏による日本新党が誕生し、初めて自民党が野党に転落した1993年のときだった。細川氏や小沢氏の書いた本を読んだ。しかし、新しい日本の誕生の夢は短く終わり、仕事も忙しくなったこともありその後の自民党政治は関心を失った。
 今回こうしてブログを書くきっかけになったのは2006年、安倍氏が次期総裁候補として取り上げられた時期で、安倍氏の「美しい国へ」の著書も読んだ。メディアは若く明確なビジョンを持つ彼への期待が高まっていたが、TVニュースで見た安倍氏の顔つきと発言になぜか納得できない思いを感じ、自分なりの意見を表明したいと考えたことが始まりだった。
 
 私としては特定の政党を支持することのない、典型的な無党派である。選挙行動としては与党でなく、若く変化をもたらしそうな候補をつど選択し、最近は基本的に民主党に投票している。しかし、サポーターになるとか積極的なものでなく深く民主党について知っているわけでもなかった。ただ、せっかく自分が投票した候補が落選し自分の1票が生かされないのは残念に感じていた。

3 社会への問題意識とその限界

 理系だったこともあり社会に関する事としては1970以降言われてきた「異常気象」と「公害」が問題意識の根底にある。なので今の自民党政治がもたらしたという高度経済成長の恩恵はあって当たり前との前提のもと、そこで生まれた矛盾や問題が意識の中心にあるということになる。
 市場原理に変わる平等な理想を掲げ問題を解決を考えると社会主義や共産主義の発想に近いものになる。もし周りに社会主義に熱心な友人でもいれば感化されていただろ。しかし、物心ついたときには1970年台も後半、学生運動といえば最後の「浅間山荘事件」のような負のイメージしか記憶になく、カンボジアのポルポト、ソ連の実態、中国の文化大革命の事実を知り左翼の危険な側面を意識した。
一方でアメリカに見られるような、国民が政治に関与しリーダが誕生する姿にもある種の理想を見る思いがした。
これらから右でも左でもない健全な改革勢力の台頭に期待するというのが私の考えとなった。
 しかし自分の身の回りには政治を議論したり活動する人もいなく、あるのは知識だけ、その知識も専門の教育を受けたものでなく、限界を感じている。

4 現実の壁とそれを超えるものは

 政治に関して何かをするといえば参政権の行使、つまり選挙での投票しかない。しかし、それも現実の壁は厚くアメリカ人のようにみんなで自分たちのリーダーを誕生させたという達成感を得たことは一度もない。ブログを通じて意見表明することにどれだけの意味があるかは明確でもない。ただ、より社会のことをより理解し、ただしい判断が可能になったのか思うだけだ。
 政治がいつまでも、特定の人たちの間でのも回っていく限りこの閉塞感がぬぐえない。開かれたより多くの人たちが国を作ることに参加できてこそ、政治への信頼も希望も生まれ、物や財力の有無だけでなくみなが社会のなかで役割を実感できる国になれるのではないのかと思えてならない

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