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2008年は混乱の序章
2008-12-30-Tue  CATEGORY: 政治
 今日は12月29日、2009年も残すところ2日、今日は家の掃除で明日は帰省で1日車の運転となります。
2007年2月からはじめたこのブログも1年10ヶ月になります。2008年の127回記事をUPし3.5日に1回のペースです
年末ということで、2008年を振り返りたいと思います

1 事件・事故
  2008年は1月の中国の冷凍餃子事件で幕を開けた。この事件の真相は12月の今も闇のなか。9月に事故米の流通事件も起こる。以前からある産地偽装や賞味期限切れ食品の再利用など、暮らしの身近なところでの信頼が大きく揺らいだ
 そして3月は自衛隊のイージス艦と漁船の衝突事故。ここでも国民を守るべき組織が問題を起こし信頼を失っていく
そして、8月の北京オリンピックが近づくと、チベットで抗議行動が発生それを中国当局が力で鎮圧したことに対し、中国が威信をかけて行う聖火リレーでの抗議行動が起きたが、四川での大地震が発生しいつのまにか中国は国際的な同情を集めてしまう

 そして今年も動機の明確でない無差別殺人が多発、もっとも衝撃的なのが6月に起きた秋葉原での事件だろう。これはまさに、12月に始まる不況と派遣切りの予兆のような事件だった。
 そして9月、アメリカでリーマンブラザーズが倒産、世界的な経済危機の火蓋がきって落とされた。急激な株価の低下と円高が進み、製造業の生産調整、そして派遣労働者の大量解雇という事態となる

 唯一日本にとってめでたい話は4人の日本人が同時にノーベル賞を受賞したニュースだけだった
こうして振り返ると、命をめるぐ事柄が軽く形式的になり、利潤だけを追求した世界が一気に崩壊した呼んでいい一年ではないだろうか

2 政治

 政治の世界では9月の福田氏の突然の辞任劇が最大のニュースだろう。2007年の安倍氏の場合は仕方ないとの納得感もあったが、福田氏のそれはその後の展開を見ても真に妥当な判断だったか疑われる。
 2007年の参議院選挙によるねじれ国会の状況は変わらず、大連立の頓挫により、衆議院の総選挙を行うまで、不安定な政権運営が続く情勢だ。そこで登場したのはかねてから人気のある麻生氏だったが、100年に1度の経済危機を受け就任3ヶ月で支持率は20%台に低迷している。
 政治の世界での事件といえば、大臣の失言問題も船出早々の麻生内閣で発生し、そして11月自衛隊の空幕長が投稿した論文が問題となり事実上の更迭という事態が発生。政治的には一件落着だがその余波は広くいまだ続いている
 日本の政局は自民党の渡辺氏の去就等もあり、21年度の予算が成立前後で大きく揺れる火種が見え、どんなに先延ばししても2009年9月には総選挙を行わなくてはならないと考えると2009年は波乱の1年になるにちがいない

 国際政治に目を移すと
 2月韓国の大統領が李明博氏に代わり、5月ロシアの大統領がプーチン氏からメドヴェージェフ氏に交代した。そして11月アメリカの大統領選挙が行われ2009年1月G.ブッシュ氏からB・オバマ氏、共和党から民主党に政権交代することが確定した。
また、北朝鮮では金正日氏の重態説が流れこの国の行方も不安さを増している。
 タイも前政権に反対する市民が空港を占拠し政権が崩壊する事件が発生、その揺り戻しの動きもあり不安定な情勢が続いている。
テロとの戦いで主戦場となったパキスタンも8月にムシャラフ大統領が辞任した

 こうしてみると。主役の交代と政局が不安定な国が目立って見える。そのなかでもアメリカの政権交代が世界に与える影響が一番大きいことは言うまでもない

3 2009年は変化の年に?

 当ブログでは上記の時事問題以外に、財政問題、天皇制、オリンピックの是非、憲法、北朝鮮問題、竹島等国境の問題、チベット問題、原爆などについて考えてきた。政治についてはどこかの政党に肩入れすれば立場が明確になるのだが、支持を表明したいと思う政党は残念ながらない
 私のメインテーマである戦争と日本の安全保障については、いろいろと情報を集め考えたがいまだ、調べるほどに奥が深いように感じられる。
 現状の延長線上に安心できる未来があるように見えない。何かを変えなければいけない、しかしその何かがわからない。今の日本の問題の根本にはやはり20世紀、特に昭和の日本の歩みとその結果が大きな影を落としていると思えてならない。
 自国の安全は自国で守る、だからといって他国のために力を振るう世界の警察になる必要があるだろうか。左右のイデオロギー優劣や、日本の安全を他国にゆだねるか、再び大国として覇権を振るうかの選択ではないと感じている。
 2008年は混乱の序章、2009年は変化の年になる。しかし日本にも政権交代実現でめでたしというほど易しい問題でないのではという予感を感じつつ2008年を締めくくりたい。

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